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吉祥寺パンクラッシュ#3を買った。法政音楽部で知らない者のいない、例のSHAFTがレコーディングしたというヤツだ。
いつもCDを買うときと同様、まずiTunesにインポートする。話は違うがこの作業に課金される可能性が将来あるらしいのだ。
まぁとりあえず聴く。
なんだこれはどうなってる
俺が作った9の音源と天地の差だ。
いや初めてから分かってたけど。しかし耳に余る(?)違いなのは明白である。
とりあえず気になる違いを列挙しようと思う。
設備の差があるのはある程度仕方ないとして、全体的に音圧が大きく、ジャンルの差異もあってボーカルよりもギターが前に出る。サビでやっと音量でコーラス+ボーカル≧ギターになるくらい。
トリオだからギターが3トラックあってギターのメイントラックが2つのクロックよりむしろ音の広がりは大きい。コードの厚みはそうではないけど、元々それなりに歪ませてるからそういうものを必要とするジャンルではないんだろう。
ボーカルはいかに丁寧にやったが非常にわかる出来。てかコーラスが純正律意識してる音程の取り方していてこれの録音は苦労したろうと思う。ボーカルにエフェクトをギンギンにかけていなくても形に聴こえるのはマイクの違いだと思う。しかし当たり前だけどコンデンサーマイクってこんなにクリアになるもんなんだな…。
ドラムはフィルのPANがハッキリしてる。マイクの数の差がだんちだから仕方ないけどやはりマイクは10本くらい使いたいよなぁ。てかドラムはキックが9の音源と全然違う。キックはなんというかドチドチ言う感じで低音成分だけでなく皮の張りが実感できる音。これどうやってんだろ。
あとエンジニア側でのベースの音作りは面白い。演奏を支えるというよりもギターと混じるくらい高い場所で鳴っていて、その分の支えをキックが担当している感じ。もしかしたらアクティブベースの正しい使い方かもしれない。
エフェクトやPANで言えるのは、それほど左右に振ってる音が無いということだ。コーラスがボーカルよりも若干左右に広げられてる、タムまわしでぐいぐい引っ張ってるのは当然としても、クラッシュシンバルは僅かに左右に振られてるくらい。あとスネアが右側にある。右にあるんじゃなくて右側にある。イメージとしては心臓と正中線の位置関係を考えるとしっくりする。味付け程度の振りなんだろうけど面白い。
てかコーラスの高音成分をメインの成分よりもギターには届かない程度で左右に強く振る、っていうのはどうやってるんだろ。これは雑誌で読んだネタだったけどこういうのをよく聴いてみると確かにそうなってる気がする。
不可解だ