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空気
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リクがあったので簡単に書いておきます。

ミシュランガイド三ツ星ってのはまぁ要するに旨い店を指すのではなくて、高い店に行きたい人が行く店、を指します。そりゃ当然。

大体がうまいなんてのは主観的評価なわけで、誰が喰ってもうまいもんなんてアリエナイわけです。

科学的には旨味成分とも呼ばれるグルタミン酸イノシン酸グアニン酸コハク酸などは、それだけでも摂食しただけで「うまい」と感じる物質です。

しかし本質的に上手いというのはその人の体調にも左右されます。

例えば運動や勉強の後などは、体内の糖分が不足するので、炭水化物を上手いと感じやすくなります。腹が減ったらなんでもうまく感じるってことですね。

またそういうときは炭水化物だけでなく特に脂肪分もおいしく感じます。ラードなどの脂肪はエネルギー効率が最強なので当たり前です。

ラードに炭水化物に塩分にと、多量に入っている武蔵屋のラーメンなどが、新陳代謝の活発な高校生などの若い人に人気があるのは、それが旨いわけではなくそれに含まれる化学的エネルギーが非常に大きいためなのです。まぁ好きな人は好きなように食べてればいいと思いますが。

余談ですがアフリカなどの最貧国のガキどもの摂取できる1日の熱量が異常に低いのは、脂肪分の多い肉が食べられないからです。トウモロコシなどの炭水化物だけで数千キロカロリーという熱量をゲットするのは滅茶苦茶大変なのです。



そろそろ逸れ過ぎたので元の話に戻すと、要するに

旨い店=×人気がある店

旨い店=○自分が好きな店

なわけです。音楽とか芸術似たようなもんだね。日本人というのは本当にそういう低脳な人間ばかりなので、今回のようなうまい商売がいとも簡単にできるわけです。

ミシュランだかなんだか知りませんが、他人の評価が高いからといって自分の評価も同じになることは到底有りえません。

オロな日本人は外人の評価があるから旨いんだなどと勘違いしたり、予約殺到してるらしいから旨いんだろうと勘違いしたりするわけです。


旨い店なんてのは自分で探してナンボなんですわ。

ちなみに探すコツは雑誌とかに載ってるようなやつじゃなくて、地元のサラリーマンなどが行列を作っている店がいい、らしい。あとは地道にやってくか、いっそ自分で作るとかかね。





あと、じゃあ何故高い店安い店があるのか、っていうとこれはもうストレートにそこに通う人物の「身分の違い」なわけです。


この辺は気付かない人もけっこう多いんだけど、店に払う料金というのにはそこで頼む食べ物や飲み物だけに払っているわけではありません。

超高級バーではカクテル一杯数千円くらいザラだそうですが、そういうのも出されるカクテルのみに金を出しているわけではなく、その店の調度品やグラス、店員の態度などその店の雰囲気を作っているものに対しても払われているのです。




まぁやっぱり今回も「電通乙」でいいのかな多分。


とりあえず俺の言いたいことは、味のわからない成金どもは勝手にミシュランだかミュータントだかに紹介されてる馬鹿高いだけの店に行ってシコシコしてればいいと思います。

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