アミノ酸分類

数十万種類といわれるタンパク質を構成するのはわずか20種類のアミノ酸の組み合わせで出来ます。

そりゃー数百～数千くらいは数珠繋ぎになって出来るし、繋げられるアミノ酸の個数だけ累乗（正確にはべき乗というらしい）されるわけだから、それだけの種類ができて当然ですね。

更に四次構造によるタンパク質同士の組み合わせも生じるのでえらいことになるわけですね。


脂肪族の側鎖を持つ（H-とかCH3-とか-CH2-とか）
グリシンGly
アラニンAla
バリンVal
ロイシンLue
イソロイシンIle

水酸基を持つ
セリンSer
トレオニンThr

S原子を含む
システインCys
メチオニンMet

イミノ酸
プロリンPro

酸性基あるいはそのアシドを含む
アスパラギン酸Asp
アスパラギンAsn
グルタミン酸Glu
グルタミンGln

塩基を含む
アルギニンArg
リシンLys
ヒスチジンHis

芳香族を含む
フェニルアラニンPhe
チロシンTyr
トリプトファンTrp


で！酸性か塩基性か含めて親水性か疎水性かで分類すると

●親水性

１）酸性
アスパラギン酸・グルタミン酸
２）塩基性
アルギニン・リシン・ヒスチジン

３）電荷を持たない※中性
グリシン・セリン・トレオニン・システイン
アスパラギン・グルタミン・チロシン

●疎水性
アラニン・バリン・ロイシン・イソロイシン
メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン
プロリン



試験までに覚えられるかな