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・挽肉ではない鶏肉(部位問わず)*
・醤油
・割り箸(危険なものは扱わないので普通の箸でも可)
・コーヒーフィルター
・食器用中性洗剤
・消毒用エタノール
・耐熱性の透明な器2つ(ビーカーか、ワンカップ大関などが適する)
・電子レンジ


*挽肉でも可能かもしれないし、むしろ挽肉の方が楽に抽出できるかもしれない。要確認。



1.から揚げ1~2個分ほどの量の鶏肉を微塵切りにする
2.透明な器に入れ、肉と同じ量の洗剤と水をそれぞれ加え、醤油を少し入れる(肉を多めにするのがコツ)
3.箸で混ぜる
4.電子レンジで加熱する(600W2分) ※沸騰すると泡だって溢れたりするので注意
5.混ぜる
6.電子レンジで加熱する(600W1分) ※沸騰すると略
7.混ぜる
8.コーヒーフィルターでろ過する
9.エタノールをろ過液と同じくらいの量加える

9までやり終えると溶液に白いモヤのようなものがフワフワ出てくるはずだ。

これがDNA(正確にはDNAと僅かな蛋白質の凝集したもの)である。以上


電子レンジで加熱する段階だけは危険かつ実験のキモなので慎重にやる必要がある。

湯煎してもいいが時間がかかる。


高速遠心分離器と、クロロホルムが500mlのビンで手に入る人は8と9の間にクロロホルム抽出を何度かやって蛋白質を除去しよう。



この実験を実際にやって、レンジが爆発して失明したりなんかしても責任は取りません。自己責任で。


鶏肉だけでなく牛肉、魚肉、レバーやモツなどのホルモン、はてはトマトやキャベツなどの植物細胞でも出来るかもしれません。100年ちょい前ぐらいの分子生物学を実体験したい人はいろいろやってみてください。色々気合入ってる人はヨーグルトからDNA抽出とかめんどくさそうなことしてもいいかもです。遠心分離必須だと思いますが…。
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