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 人の生活に密着した生物は少なくない。

ゴキブリやネズミ、カラスなどは、人の生活(空間や排出されるもの)に依存し、それに順応するべく能力を持っている。特に今回はカラスを扱いたい。


カラスは非常に頭の良い動物として知られている。高いところから落として木の実を割ったり互いにコミュニケーションをとり役割分担することで効果的にえさを集めたりと、よく知られていると思う。

こういう知能というのは、人と生活していたから得られた能力、といわれている。なぜならこれらは都市部のカラスで見られる現象だからだ。



えーとまぁカラスの例だけじゃ物足りないんだが、要するに人以外の生き物にとっての人ってのは、雨が降ったり火山が噴火したりってのと同じように自然現象の一部と捉えてられているんだろうな、と。

人間にとってみればシロアリによって樹木が朽ちていくのもナニモカモ自然現象だと捉えられるんだから、その逆もしかりってのはまぁ当然だな。


だとすると、人の生活によって生活する場所を奪われたり、環境が激変するというのも彼らにしてみれば自然現象であって起こるべくして起こる宇宙の理であることに違いないわけだ。

つまり人が他の生き物に対してなんらかの影響を及ぼすことに罪の意識を感じる必要は無い、という理論に行きつくわけだね。焼畑で森が丸裸になっただとか、原発がメルトダウンして周りの動植物が消滅したとか、そーいうのって別に当たり前で当然の現象なんだね。

ただし結果的に人間に被害が行くことは最低限避けなければならないので、ソコが自然現象とそうでないものの違いになるわけか。倫理だねえ。


まぁ今の我々が考えるべきは、どれだけ経済活動を抑えれば地球が救えるか、というよりも、いつまで地球はもたせられるかとか、これまで積もり積もったツケを効率的に支払うテクノロジーが滅亡までに作れるか、ってことだろう。多分。

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