忍者ブログ
空気
[382] [381] [380] [379] [378] [377] [376] [375] [374] [373] [372]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



とりあえず論文を書かなければならんのである。とにかく字数を埋めることだけ考えてるから内容はカス。ゴミ。


キリスト教において神は自分に似せて人を創った、と言われている。そして神は様々な動物や植物、そして海と大地など人間が生きられるような環境を作った、とされる。これらの『神の能力』をにはいくつか特徴がある。それは『神は生き物を一から創造することができる』、そして『神は世界を創ることができる』ということである。

ただこの考え方は科学においてはダーウィンの進化論という説得力のある学説によって否定されている。しかし重要なのは、『人間は、科学の力でその2つの能力を具現化できるほどに進化した』という事実だ。

自然科学には未解明の部分も少なくないが、人間は間違いなくその本懐に近づきつつある。既に人間は遺伝子組み換え植物のように、人間が欲した形質を持つ生物を発明し製造することが可能になっている。まだ技術として完全ではないがデザイナーベビーと呼ばれる、親の欲する通りの能力や特徴を備えた子供をつくることが将来可能になると言われている。人間が生命を企画立案できる時代がもうすぐに来る。いやすでにその時代は始まっていると表現する方が正しい。

しかし、ベースとなる生命にサブとなる要素を持つ生命を組み合わせるやり方では、人間がDNAを理解したとは言い難い。真に人間がDNAを理解し神の力を得たというのは、人間が一から生命を製造したことを指すべきだろう。それは要するにDNAないし何らかのプログラムを作製するという意味だから、プログラム本体は非常に大きいものとなるだろうしそれを扱うコンピューターやDNA製造ラボも大きな規模で必要になる。しかしルールさえ見つけてしまえばさほど難しくは無いと思われる。現に生命の製造はコンピューター上のシミュレーションの段階ではある程度成功している。

1987年進化生物学者のトム・レイは人工生命ティエラと呼ばれる、「自己複製」「死」「突然変異」の3つの生命の特徴を持たせたプログラムをコンピューターの仮想空間上で長時間動かした。すると複数の種類のプログラムに進化しそれぞれが別々の知能を持った、という。

生命の定義が出来ない以上これを明確なソースにすることは出来ないかもしれない。しかし我々のやろうとすることに十分に参考になる事例であろう。

話は反れるが有機化学では必要な性質を持った素材や特定の能力に特化した薬剤を作ることが求められている。これからの生物学はそれと同じよう必要とされる能力を持つ個体や組織を作ることに活かされるべきである。
PR



コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:
最新CM
[12/12 jgdpnnimjd]
[12/12 xhhltfvuqh]
[12/12 zenbhhwzby]
[12/12 leyjzkhxvn]
[12/11 nuwkwrzuth]
ブログ内検索
カウンター
忍者ブログ [PR]