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ハッキリ言うとかなりショボイです。

ユーゴ(漫画)じゃあキリストのクローンを作ってヨーロッパ統合を果たそうとするスコシスゴイ的な政治家が出てきたりします。

遺伝子っていうのは細胞分裂する時にコピーされるんだけど、全体的にはほんのわずかに劣化します。

その劣化する場所というのがテロメアという部分で、こいつがちょっとたちわるいことにコピーされればコピーされるほどどんどん短くなっていくわけです。最終的に無くなれば遺伝子を複製(=細胞分裂)ができなくなって死にます。


現代のクローン技術は、羊のドリーなんかもそうだったんだけど、ある程度成長してテロメアが中途半端に消費された状態の個体の遺伝子を、受精卵の核と入れ替えることでまったく同じDNAの個体を作り出すことなんです。

まぁ要するに遺伝子が歳を取っている、というマヌケな状態で生まれてしまうわけで、当然かなり若い段階でさっさと死んでしまうわけです。


ここで注目されるのがテロメラーゼという常に消費され続けているはずのテロメアを再生する酵素で、こいつは癌細胞にのみ存在しているようです。

癌細胞は悪性新生物とも言って、遺伝情報になんらかのバグが起こったときに「人間ではない何か」として新しい種としてのパワーに目覚めてしまうたち悪い病気です。まぁそんなもんです。

まぁ発癌に関するメカニズムは三宅氏の生物でやった通り、コドンがズレてわけわからんことになったりして、運悪くなんらかの情報を持った組み合わせになっちまうと、そういうヤバイことになるわけです。

だから、癌細胞を研究してテロメラーゼが人工的に作れるようになれば完全なクローン技術はもちろん、不完全ではあるけども不老不死を可能にさせることができるわけです。


クワマンのクローンを作るのは想像するだに非常に愉快極まりますが、クローン技術はどちらかというと自分のクローンを作って臓器移植、なんかが実用的で金になりそうですね。

まぁ臓器移植ならES細胞の方が手っ取りばやいかなぁ…

俺が思うにES細胞はもう全ての先進国を挙げて研究すべきなんだよ。多分アメリカ中心に研究されれば割とさっさと実現できそう。

それでその技術を全ての先進国に持ってきて(利権がどうのとかは置いておいて)、各国に複数「臓器製造所」を作って、機械的にじゃんじゃん臓器を作って、それを必要とする人々に安価で売る。

多分滅茶苦茶これが現実的なんだけど倫理だとか理解出来ない概念を持ち出す糞連中が世に蔓延っているために、こういうことが出来ない。それで無駄に命を落とす人が出てくる。おろかである。

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