空気
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
中盤以降は悪文っぽいし、何気に短いけどまぁなんとかなるだろ。
地球温暖化の問題点について
地球温暖化の問題点について
地球温暖化に関して最も重大な問題は、その要因とされるものと地球温暖化の関係が曖昧なところにある。地球の大気や海洋の温度の上昇は事実であるのは間違いない。しかしそれらの現象と、人為的要因および自然的要因の相関関係がわかっている段階であって因果関係として立証されているとは言えない。なのでここでは地球温暖化を起こしている可能性のある要因について述べる。
人為的要因の筆頭として、まず温室効果がある。地球を覆う大気の組成のうち比熱の高い気体や赤外線を吸収して熱に変換しやすい気体の占める割合が増えることで、太陽から受けた熱を宇宙に放射しづらくなる。それにより地球の大気に熱が溜まることを温室効果と呼び、上記のような気体を温室効果ガスと呼ぶ。温室効果ガスには様々な種類があり、二酸化炭素、メタン、代替フロン、水蒸気などである。人為的原因としては二酸化炭素が最も有名であり、非常に赤外線を吸収しやすくまた化石燃料の消費など人の活動において最も排出量が多いことから、地球温暖化の主な原因とされている。人が二酸化炭素を大量に大気に放出するようになったのは産業革命からで、石炭や石油、天然ガスの化石燃料を燃やし、エネルギーを得るようになったことで地球温暖化という問題が浮上してきている。現代の地球大気の二酸化炭素濃度は381ppmであり、また産業革命前は280ppmであったこと氷床コアなどの分析がによりわかっている。二酸化炭素濃度は産業革命後から指数関数的に上昇しており、21世紀末には今の倍に至るという仮説もある。二酸化炭素濃度の上昇は地球温暖化だけでなく、海洋の酸性化などを起こすといわれ、生態系に対する影響は計り知れない。産業革命の前後において大気中の二酸化炭素濃度が100ppm(0.01%)変化しただけで、今様々な問題が浮上してきていることから二酸化炭素の温室効果の大きさをうかがえる。数百万年単位でも二酸化炭素と地球の平均気温の相関関係があるとされており、人類が二酸化炭素を大量に大気中に放出していることは重大な問題であると言われている。ただし、二酸化炭素は地球の保温を担当する重要な気体であり、植物にとって必須の気体である。つまり問題なのはバランスで、これ以上二酸化炭素濃度の上昇させないようにする努力、そしてその結果が求められている。
地球温暖化の要因は人為的なものだけではない。自然的要因としては太陽活動の変化、火山活動の変化などがある。地球は過去それらによる二酸化炭素濃度による大きな環境変化によってある種の繁栄を助けたり、生態系に対する重大なストレスを与え進化を促進させたりした過去がある。
地球温暖化のもたらす影響は様々なものがある。南極の氷河の溶けるスピードが速まることと、海水の温度が上がり熱膨張することで起こる海水面の上昇が筆頭にあがる。海水面が上がることで海抜の低い地域の水没は、人の生活できる範囲を狭めるだけでなく、領海・排他的経済水域の縮小、また国の消失の可能性すらある。また、生息域の分断により生物多様性を低下させうる。気温の上昇により、熱帯風土病が中緯度に広まる、などの影響が懸念される。また、平均気温の上昇は気象学的に他のあらゆる変化をもたらす。降水量の増減、台風や洪水の増加、それによる森林の減少、生態の変化など可能性のあるものは数え切れない。人間活動に対しては風土病だけでなく、土壌水分の変化により作物が育たなくなる、そして温暖化の対策に資金をつぎ込むことが余儀なくされるなどがある。特に生態系の変化はあまり一般的に大きく取りざたされることは少ないが、人間の生活を取巻く環境の変化をもたらすことは大きな問題であり、無視はできない。
地球温暖化対策は、今地球の全ての国の課題であるとされる。しかし、先進国と開発途上国とでその対策は異なる。先進国は二酸化炭素排出量削減のために新しいエネルギー源の開発、変換効率の向上などの技術革新や設備投資が必要であろうし、そういったものを含めた途上国への援助が必要である。途上国は成長のために二酸化炭素排出量が増加することはある程度は仕方ないとはいえ、先進国がかつて通った非効率的で地球に悪い道筋を通らず現代の科学技術によってより手早くより効率的な成長によって、排出量の増加をなるべく抑えることが必要であると思われる。途上国であるから沢山二酸化炭素を出していいわけではなく、節度を持って行動しなければならない。その為に先進国はそれに手を貸すべきである。また先進国は、地球温暖化と二酸化炭素濃度の因果関係をはっきりさせ、より正しい将来の地球のモデルを作ることで地球温暖化対策の裏付けをする必要もあるだろう。
二酸化炭素排出量の増加をより早く防ぐことによって、これ以上人為的な環境の変化を防ぐことができ、環境の変化後に対策をするより低コストで実現できる。また、永く地球に住んでいくためには地球の資源を使い続けるのではなく、再利用可能なエネルギー、太陽から効率的にエネルギーを得る方法など、既に存在する資源を食い潰すのではないより将来の地球を考えた手段が必要である。化石燃料は枯渇する可能性の高い資源であるのでそれだけに頼っているのでは例え地球温暖化という問題が起きなくても、いずれは何かしら壁にぶつかる事が目に見えている。ゆえに、人類は地球温暖化の対策を通してより効率的で計画性のある経済、生活、社会を構築するチャンスを得ているのではないかと思われる。
PR
最新CM
[12/12 jgdpnnimjd]
[12/12 xhhltfvuqh]
[12/12 zenbhhwzby]
[12/12 leyjzkhxvn]
[12/11 nuwkwrzuth]
ブログ内検索
カウンター