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 参考
http://allabout.co.jp/gm/gc/204612/

前にもこんなこと書いたな。

コンプとは、あるレベルの音量を超えた部分だけ音量を圧縮する装置。入力される音が設定値を超えるとコンプがONになり、設定した比率で音量を抑える効果を持つ。コンプが作動しはじめる閾値(しきい値)をスレッショルドと呼び、コンプがONになったときに圧縮させる比率をレシオと呼ぶ。んで、入力される音がスレッショルドに達したら即コンプONにさせる場合もあるが、タイムラグを作ってからコンプを作動させることでピークを強調する方法もあり、このタイムラグの設定値をAttackと呼ぶ。Attackを大きくするとこのタイムラグが大きくなり、結果として入力される音のアタック・ピークが強調される。また、入力される音量がスレッショルドを下回るとコンプがOFFになる時にも、タイムラグを作ってスレッショルドを下回ったままでも短時間コンプが作動し続けるようにするのがReleaseと呼び、サスティンに強く作用する。

以上がコンプの仕様。次はコンプの種類。こういう需要があったんだろう。

コンプはSONARやプロツールズなどソフトウェア上で作動するものと、専用の機械を用いるハードウェア(これこれ)のものがある。機械に録音する前にコンプを通す場合やライブ環境、そしてマスタリングにおいてはハードウェアのコンプレッサーが使われ、録音した後の音を編集する場合にはソフトウェアコンプが使われる。ハードでもソフトでも機種によって設定できないパラメーターがあったり、扱いやすさの違い、音が良い・悪いなど、個性がある。当然だが。

ハードウェアコンプは基本的に全て有料(無論だが…)なので、貧乏ミュージシャンにはあまり馴染みが無い。ソフトウェアコンプなら、SONARやプロツールズを買ったときに一緒に付属されてくるものを使っていれば十分だが、フリーウェアがネット上に無尽蔵に転がっているため、それらの中から自分の使いやすいものや自分の好きな音を作れるものを探せばok。大体有料の方が使いやすかったり音が自然だったりする。俺はSONAR使いだったので、主にVC64を使っていた。VC64は複数のエフェクトを内包するエフェクターで、コンプそのものの音も良いし、イコライザーも使いやすかったので愛用した。外観カッコイイし。

あとコンプレッサーは、レシオを1:∞つまりスレッショルド以上の音量超えたものは全てスレッショルド値に固定するものをリミッター、マスタリングで音圧稼ぎに特化したマキシマイザー、高レシオ・低スレッショルド・長リリースでサスティンを伸ばすサスティナーなどなど……さまざまなアレンジが可能。それだけ、パラメーター次第で色んな音作りが可能なエフェクターってわけですな。
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